2020年12月14日月曜日

日本オーディオ協会のホームページで音展2020コンテンツ

 新型コロナウイルス感染症の影響で音展2020が中止になってしまいましたが、日本オーディオ協会のホームページ(https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/)に素晴らしいコンテンツ「音展2020 online」が公開されていました(遅ればせながら)。

 個人的によかったのは、「付録エンクロージャー・キットを作る 生形三郎 製作レポート」と山之内正氏の「スピーカーシステム10モデル一斉試聴」はソースにバッハの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」を使い、生形三郎氏がマーク・オーディオのOM-MF4とエンクロージャーキットを、山之内正氏がブックシェルフ型、フロア型のスピーカー10機種の試聴です。
 YouTube経由とはいえ、それぞれの良さ、違いなどが分ります。

 当然ですが、ほかのコンテンツも注目です。ちなみにこのほかにホームページで公開されているのは、
 ・スピーカーの巨人マーク・フェンロン「付録ユニットOM-MF4を語る」
 ・ONTOMO Shop「Tozzi One Kit」の製作
 ・stereo10月号発表 FE103A使用バスレフ型「New - Vintage103」の紹介
 ・クラフトの達人、石田善之 「自作スピーカーを語る」
 ・岩浪美和のホームシアターやろうぜ!!
 ・音のサロン スピーカー編(ラックスマン/クリプトン/フォステクス)
 ・音のサロン アンプ編(ヤマハ/ラックスマン/スペック/トライオード)
 ・音のサロン CDプレーヤー編(トライオード/ラックスマン/マランツ)


 最近は毎年、音展に足を運んでいたのですが、遠方の人、土日は仕事、はたまた急用で行けない人など、なかなか足を運べない人に対して、今後も同様のコンテンツを紹介していただければありがたいのではないでしょうか。
 

2020年10月20日火曜日

「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」の総合編集をされた平尾耿介氏がお亡くなりになりました(合掌)

  JAZZのCD「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」の演奏メンバー、選曲など総合編集を担当した平尾耿介氏が2020年10月、お亡くなりなられたと聞いた。生前、大変にお世話になった。数年前から闘病されていたことは知っていたが、エネルギッシュに活動されていただけに本当に残念である。
 オーディオに興味を持ち、さまざまな音楽や音を聴いていた私だが、JAZZのCDやレコードは1枚も持っていなかった。しかし、平尾氏にお会いしたとき、「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」をいただいた。
 正直、JAZZの良さのようなものは未だによく分らない。しかし、このCDの音楽性の高さは感じることができる。
 自分にとって、これまでも、これからも未来永劫、このCDを上回るJAZZはないであろう。平尾氏が遺してくれた最高のCDである。


平尾氏のご冥福をお祈りします。

2020年9月22日火曜日

テレビの音楽番組の音声はいかに

  テレビ音声は、BSアナログ放送ではBモードステレオとしてCD並の音声が売りでした。このため、BSデジタル放送の音声は、きっとBSアナログ放送の音声を超えるものと期待していたのですが、テレビの音声をステレオで聞いてみたところ、全く期待はずれの音でした。テレビ局や番組にもよるのですが、低音は50Hz以下はまったくスカスカで、高音は詰まって聞こえます。
 4k、8kは受信設備がないのでわかりませんが、圧縮音声(AAC)からロスレス圧縮(ALS)へ移行することで改善していただければ、導入のメリットがあると思います。

 BS日テレで読売日本交響楽団がモーツァルトの交響曲第41番を放送していたので、第4楽章の冒頭5分ぐらいのf特(ピークホールド)で見てみたところ、15kHz以上(16kHz?)がカットされているようです。
 テレビのスピーカーではカットされていてもいなくても判別不能かと思いますが、ステレオへの接続では高音にあわせて、低音部分もかなり絞ったような音になっています。


 ちなみに、クーベリックの第41番のCDを持っていたので、同様にf特を見てみると、当然ですが、20kHzまでは伸びています。




 また、テレビの音楽番組では誰もが知っているテレ朝系の「題名のない音楽会」について、第41番ではありませんがf特を見てみました。こちらは高音域が18kHzぐらいまで伸びています。


 NHK総合で、コロナの影響にあわせてつくった「みんなで星影のエール」という5分ぐらいの歌番組のf特は、20kHzぐらいまで伸び、全体的にかなりフラットなf特でした。

 

 放送局によって、カットオフ周波数が違うようです。NHKが20kHzまで出せていますから、他局でも20kHzは問題なく出せるんじゃないかと思いますが・・・。

2020年7月24日金曜日

ステレオ誌2020年8月号 工作特集 あっぱれ!

夏の工作特集号になるステレオ誌8月号。
コロナ禍のなかで、盛りだくさんの内容のものをよくつくってくれました。あっぱれ!です。



特集のはじめにあるQ&Aは、内容についてはコメントは差し控えますが、これまでこのようなものの掲載は記憶はないです。
コロナ禍における編集から出てきた企画なのでしょうか。

時間と手間、人手がかかる作例はわずかしかなく寂しいのですが、現状ではしょうがないのでしょうね。
炭山さんの「変態ソフト」のコーナーに書かれていましたが、CDが1枚も売れていないメーカーがあるとのことです。
コロナ禍が終息したら、以前のようになることを期待しています。

しかしながら、最近は自作を楽しむ人はどのくらいいるのでしょうか?
スマートフォンがほぼ全国民に普及し、音楽を聴くのも、写真を撮るのも、すべてスマホで完結してしまっています。

重厚長大なステレオは、ヘッドホンステレオの普及とともに極めてニッチな商品になってしまっています。
そして、一眼レフなどの高級カメラは、オリンパスがカメラ事業のファンドへの売り渡しをするということで影響が出ています。
同時に、カメラマン、アサヒカメラなどの雑誌も休刊に追い込まれてしまいました。
カメラは日本のお家芸の1つだったのですが、海外への技術流出があれば、カメラ系だけでなく、光学分野すべてに影響が出てしまいそうで心配です。

明るい話題は少ないのですが、夏の工作特集は「こういうものをつくってみたい」など、思いを巡らせるだけでも楽しいです。
巻頭カラーページでミニチュアパラゴンの紹介がありましたが、作り方の紹介なども是非、お願いします。

2020年6月24日水曜日

SONYの2ウェイスピーカー VS OMF800P

ソニーのミニコンポ付属のスピーカー「SS-MD333」を以前から持っていたのですが、邪魔になってきたので、ヤフオクなどで売ろうと思っているのですが、その前にOMF800Pと比較してみました。


SS-MD333は、DHC-MD333というミニコンポに付属のスピーカーです。
うろ覚えですが、ハードオフで1000円~2000円ぐらいで購入したように記憶しています。
2.5cmツィーター、13cmウーファーのバスレフタイプで、2ウェイ構成です。
再生周波数帯域は、60~20000Hzのようです。
出力音圧レベルは90dbなので、このサイズとしては普通~高めかと思います。
ウーファーは間違いなく紙コーンですが、ツィーターの素材は分りません。
本体の大きさは、高さが29cm、幅17cm、奥行き21cm、重さ3Kgといった感じです。
本体の仕上げは、木目調のシートが貼ってあるんだと思いますが、ミニコンポ付属とはいえ、きれいな仕上げだと思います。

音ですが、サイズ以上に、高音から低音までそつなく、レンジ感の広い音がします。
そして、エンクロージャーの両脇が斜めに切り落としたようなラウンドバッフルになっているせいか、定位が素晴らしいです。
ポピュラーからクラシックまで、これ1本あれば、何でもこなせるような力を持っています。

OMF800Pとの比較において定位については、2ウェイながら上回るような感じがします。
しかも、ウーファーは13cmあるので、OMF800Pよりも量感のある低音を鳴らせます。
高域についてもツィーターにより、きらめき感がある音になります。

しかし、OMF800Pのほうが上回る面もあります。それは、情報量です。SS-MD333のウーファーは13cmなので、OMF800Pの振動板よりも当然重くなるため、音の粒立ちやスピード感はOMF800Pのほうが上回り、結果としてOMF800Pの音のほうが情報量が多く感じます。

どちらもそれぞれ良さがありますが、小型で情報量が多いのがOMF800P、低音から高音までそつなくこなすのがSS-MD333のような感じがします。
ただ、置き場所は、細長くトールボーイタイプのエンクロージャーにしたOMF800Pのほうが使いやすいように思います。SS-MD333は、背丈は低いのですが、横幅などもあり、わが家では使いにくいところもあります。

SS-MD333は、いずれヤフオクなどで売ってしまおうと思っています。

2020年5月2日土曜日

Fostex M800+4Lバスレフは意外といい

あまっていた4Lのバスレフエンクロージュアに使っていなかったステレオ誌(2016年8月)の付録スピーカーM800をくっつけてみました。
M800は、OMF800Pの兄弟スピーカーということですが、フルレンジとしてはこちらのほうがバランスがいいかも。

M800とOMF800Pの比較では、OMF800Pは8cmユニットとしては中低域が比較的ボリューミーであり、このため、高域はツィーターがほしくなります。
一方M800は、中域が充実し、低域・高域もそれなりになるため、バランスがいいように感じます。

情報量はどちらも多く、違いはないように思います。
ミニコンポなどに付属している小型の2ウェイバスレフなどとの比較では、M800・OMF800Pのほうが情報量は多く感じます。
その一方、ミニコンポ付属スピーカーのほうが低域から高域までレンジは広く、音量を上げたときには迫力は、ミニコンポ付属スピーカーに軍配が上がると思います。
ミニコンポに付属する2ウェイバスレフだと、ウーファーは10cm~16cm、ツィーターは2.5cm前後であり、ウーファーは小口径であっても低域をそれなりに伸ばす必要があるため、コーンは重くなり、情報量に違いが出てきているような気がします。

M800+4Lバスレフのバランスはよく、大音量でなければ不満は全くといっていいほどありません。

M800はオントモショップで2673円(ペア)と高くはないので、お買い得なユニットかもしれません。


2020年4月15日水曜日

音展2020が中止です

2020年6月に行われる予定だった音展2020が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
毎年楽しみにしていたのに残念です。
当面、緊急事態宣言は5月6日までの予定ですが、現状から考えると緊急事態宣言は延長される可能性が高そうですから、開催するのは難しいと思われます。

早く収束して、来年は是非とも開いていただきたいです。


2020年3月15日日曜日

OMF800P+ST20が現在のベスト


OMF800Pを大きめのエンクロージュアに入れると、
①中低音の解像度の低下
②ラッパのような音がする
と、デメリットもありました。

①の中低音の解像度の低下は、エンクロージュアに、見た目は悪いですが、補強桟を貼り付けました。
これで、多少の効果はあったような感じです。

②のラッパのような音は、エンクロージュアが大きめであり、その分、低音が補強されたため、高音の相対的に減衰したのが原因かもしれません。
このため、ステレオ誌の付録だったトゥイーターのST20をエンクロージュアの上に取り付けました。
もともと、フルレンジ1発でいくつもりだったので、OMF800PとST20の間(センター間)は160mmもあいてしまいました。
定位や音場感が悪くなるのではと心配しましたが、大きな変化はありませんでした。
音は全体的に明るめになりましたが、ラッパのような音は感じていません。

当面、9リットル弱のバスレフエンクロージュアにST20を載せたもので、ほぼ完成です。

いろいろ試した結果、フルレンジ1発でいくのであれば、OMF800Pの10~12cm版があれば面白いような気がしています。

2020年2月3日月曜日

新エンクロージュア

OMF800P用につくったはじめのエンクロージュアが大きすぎ、剛性不足のようだったため、小さくした剛性の高いエンクリージュアをつくりました。
はじめのエンクロージュアは8リットルぐらい、今回つくったのは3リットルぐらいです。
しかし、いろいろと組み合わせているなかで、OMF800Pは元々のエンクロージュアに補強桟を貼り付けて、そのまま使用しています。
低音が勝っているので、ツィーターを載せました。





新しくつくった3リットルほどのエンクロージュアには、PW80+PT20を取り付けています。

OMF800Pのいいところ → 定位と情報量
PW80+PT20のいいところ → 低域と広域のバランス 、クセのなさ

2020年2月2日日曜日

PW80+PT20十の比較

OMF800Pの弱点として、ラッパみたいな音がしたり、音量を上げると低音域の解像感が悪くなるなどがありました。
そこでまず、エンクロージュアを大きくつくりすぎたかもしれないと思い、見た目は悪くなってしまいましたが、補強桟を4本取り付けました。
 エンクロージュアの強度は上がったと思いますが、まだ、それほど大きな音は出していないため、どうなるかは不明です。

さらに、ツィーターも付加てみました。
手元にあったサンスイのT-304というソフトドームのツィーターをツィーターブロックのようなものをつくり、エンクロージュアの上に置きました。
1μFのコンデンサーを1つ、逆相接続です。

この状態で聴くと、定位の曖昧さも特になく、落ち着いた音から爽やかな音に変わっています。
しばらくは、この状態でいきたいと思います。

これに先立ち、エンクロージュアにステレオ誌に付録でついてきたスピーカーPW80とPT20をくっつけてみました。
OMF800Pに比べると、低音の量感があり、全体的にきれいな音を鳴らします。しかもPT20があるためかどうかは分りませんが、OMF800Pのほうが暗い音に聞こえます。

とはいえ、OMF800Pのほうが定位の曖昧さがないうえに、情報量も豊富です。
PW80とPT20をくっつけて分ったのがOMF800Pの情報量の多さでした。

PW80+PT20だけであれば、そのままだったかもしれませんが、やはりOMF800Pを聴くと、定位の良さは大きな魅力であり、結果的にPW80・PT20は取り外しました。



2020年1月7日火曜日

Fostex OMF800Pの弱点?

音場感では全く隙のないOMF800Pですが、いろいろなソースを聴くうちに弱点も見えてきました。

①中低音の解像度の低下
 音量を上げていくと、中低音の解像度が低下し、音全体が痩せて聞こえます。
 エンクロージャーの剛性不足なのかどうかは不明です。他のスピーカーをつけて調べてみたいと思います。

②ラッパのような音がする
 中高音域はラッパのような音になります。振動版が金属だからなのか、フェーズプラグの影響なのかは不明です。
 他のスピーカーをくっつけて聴いてみたいと思います。

とはいえ、音場感は言うまでもなく、ホールトーンなどの微弱な音の再現性はフルレンジとしてはいいんじゃないかと思います。
いろいろなソースでこれからも検証してみたいと思います。