2019年4月24日水曜日

メインのシステムも一応あります

現在、主に使っているのはソニーのAVアンプのTA-AV500にOMF800Pをつなげています。ソースのCDなどはパソコンで再生しています。
スピーカーの間隔は1メートル弱、リスニングポジションは50cmぐらいと至近距離です。
一般的なオーディオシステムからすると、劣悪極まりないシステムですが、一般的なオーディオシステムと比較しても遜色ない音場感が得られます(むしろ超えているかもしれません)。

高級タイプでない、普及クラスのオーディオシステムも持っていて、レコードプレーヤーはビクターのQL-A70、カートリッジはオーディオテクニカのAT-F3、CDプレーヤーはビクターのXL-Z531、スピーカーはパイオニアのS-55T、それにスーパーウーファーとしてFostexのFW-405を、井上良治氏がステレオ誌で紹介していたIR式のエンクロージャーに入れています。12dB/octのLCネットワークで50Hz以下を再生するようにしています。コイルは、市販品がなく特注品です。
(IR式のスーパーウーファーは写真の右側にある柱のようにみえるものです。高さは天井の関係で2m20cmぐらいしかありません)

2019年4月23日火曜日

エンクロージャー

わが家のOMF800Pは、6.8リットルのバスレフ型のエンクロージャーに取り付けています。
ダクトの共振周波数は100Hzぐらいを目安にしました(計算上はもう少し低いかもしれません)。

エンクロージャーは12mm厚のMDFでつくりました。
内寸は、横が76mm、縦が412mm、奥行きが216mmです。
ダクトは、内径が50mm、長さが100mmです。

ユニット自体は小さいので、それにあわせる感じになるので、エンクロージャーはつくりやすいと思います。

聴感上のf特は、中音域~高音域は量感的にも音質的にもまずまずです。
低音域は、8cmユニットということもあり、鳴ってはいますが、量感的には全く不十分です。ダクトのチューニングをもう少し上げれば、量感は上がったかもしれません。

しかし、何度もいうようですが、OMF800Pの音場感は、どのスピーカーにも負けないものを持っているのです。

2019年4月22日月曜日

Fostex OMF800Pとは

Fostex OMF800Pは、アルミニウム振動板を使ったコーン型の8cmスピーカーユニットです。
f0は117Hz、再生周波数帯域はf0~32kHz、出力音圧レベルは83dB、m0は2.38g、Q0は0.64、マグネット重量は112gです。
そして最大の特徴がセンターキャップの代わりにアルミニウムの三角錐のようなフェーズプラグがついていることです。



OMF800Pの前身のユニットは、ステレオ誌2016年8月号の付録だったM800です。スピーカーの中心にはフェーズプラグではなく、一般的なセンターキャップ(センタードーム)がついています。コーンは両スピーカーともに同じアルミコーンです。
諸元は、f0は105Hz、再生周波数帯域はf0~32kHz、出力音圧レベルは82.5dB、m0は2.50g、Q0は0.75、マグネット重量は103gです。
M800のアルミコーンに接着されたセンタードームがOMF800Pではアルミコーンと切り離されたフェーズプラグに変わっていること、マグネット径がM800の60mmからOMF800Pでは65mmへとわずかながら大きくなっています。これらが諸元の違いに出ていると思われます。


このほか、ステレオ誌で8cmユニットが付録になったのは、2011年のP800、2014年のPW80の2つがあります。
2011年のP800は、コーン、センタードーム、マグネットなどがバラバラになったキットで、自分で組み立てるものでした。
コーンは紙で、f0は115Hz、再生周波数帯域はf0~18kHz、出力音圧レベルは86dB、m0は2.0g、Q0は0.84、マグネット重量74gです。

2015年のPW80は、P800と同様に一般的な紙コーンのスピーカーです。
諸元は、f0は130Hz、再生周波数帯域はf0~23kHz、出力音圧レベルは83dB、m0は2.3g、Q0は1.08、マグネット重量92gです。
ツイーターのPT20と組み合わせて使うことが前提になっていたこともあり、フルレンジスピーカーとはいえ、m0が2.3gあることなど、付録の8cmスピーカーのなかでいちばん重く、ウーファーに近い特性も持ち合わせていました。


M800以外は、それぞれにあわせたエンクロージャーに組み込んで聞いてみました。
P800はわりと鳴りっぷりがよく、元気なスピーカーであり、バランスもとれていました。
PW80は、PT20と組み合わせて2Weyスピーカーとしましたが、バランス的には悪くはなかったのですが、PW80側にローパスフィルターとしてコイルを、PT20にはハイパスフィルターとしてコンデンサーを挿入したためなのか、エンクロージャーが悪かったのかわかりませんが、落ち着いているというか、音が前に出てこないというか、詰まった感じの音になってしまいました。
今思えば、PW80をスルーで使った方がよかったのかもしれません。

そして、OMF800Pはというと、音だけで言えば、バランスのとれた明るめの音だと思います。
アルミコーンと紙コーンの違いもあるのかもしれませんが、紙コーンのほうが元気があり、アルミコーンのほうは抑制的な音のように感じています。

しかし、OMF800Pの立体音場の再現といった面では、いずれの付録スピーカーは足下にも及びません。
市販スピーカーでも、限られたものしか聞いていませんが、自分のなかでは、OMF800Pが最高だと思っています。

2019年4月21日日曜日

Fostex OMF800Pの音場感はすごいぞ!

音楽の友社が2017年8月に発行したオントモムックフォステクス編の付録のスピーカーユニット「OMF800P」を発売しました。
Fostex、音楽の友社と全く関係なく、OMF800Pの素晴らしさを紹介します。

その理由は、これまでいろいろなスピーカーを聞いてきましたが、OMF800Pを超える音場感、臨場感は体験したことがないほど、リアルだからです。

つくったスピーカーは写真のようなものです。スピーカーユニットがOMF800Pです。



OMF800Pが良さがわかる録音のひとつとして、ステレオ誌の2013年2月号付録CDがあります。
なかでも、2トラック目の「真岡鐵道~SLもおか号 C11型」(録音:石田善之氏)が素晴らしいです。単一指向性のマイクB&K4011を25cmの間隔、開き角約100度で録音しています。
8cmのユニットなので迫力はありませんが、蒸気機関車がまるで目の前を通過していくような臨場感があります。
もっと大型のステレオシステムでも聞きましたが、立体感はOMF800Pが勝ります。

ステレオ誌付録のCDを持っていない方におすすめなのは、YouTubeにアップされているÍmpetus Madrid Baroque Ensembleによるパッヘルベルのカノン(https://www.youtube.com/watch?v=PfxrNblTr4o&list=PLLy4CqWabe5DPI_7Sz9KDxZypiZc1lpVJ)です。

狭い空間でのライブ録音なので、反射音なども多いこともあるのですが、天井の高さ、空間の広さ(狭さ)がわかるような録音になっています。
バイオリン2、ビオラ1、チェロ1、ダブルベース1、ハープシコード1のアンサンブルで、ハープシコードを中心に弦楽器が囲みます。
録音しているマイクはハープシコードの上方・後方あたりに見えます。

YouTubeにアップされている動画ですが、音場感の素晴らしい動画ではないでしょうか。そして何より、OMF800Pの素晴らしさを引き出していると思います。

順次、手持ちのCDなどを中心に、OMF800Pの紹介をしていきます。