音楽の友社が2017年8月に発行したオントモムックフォステクス編の付録のスピーカーユニット「OMF800P」を発売しました。
Fostex、音楽の友社と全く関係なく、OMF800Pの素晴らしさを紹介します。
その理由は、これまでいろいろなスピーカーを聞いてきましたが、OMF800Pを超える音場感、臨場感は体験したことがないほど、リアルだからです。
つくったスピーカーは写真のようなものです。スピーカーユニットがOMF800Pです。
OMF800Pが良さがわかる録音のひとつとして、ステレオ誌の2013年2月号付録CDがあります。
なかでも、2トラック目の「真岡鐵道~SLもおか号 C11型」(録音:石田善之氏)が素晴らしいです。単一指向性のマイクB&K4011を25cmの間隔、開き角約100度で録音しています。
8cmのユニットなので迫力はありませんが、蒸気機関車がまるで目の前を通過していくような臨場感があります。
もっと大型のステレオシステムでも聞きましたが、立体感はOMF800Pが勝ります。
ステレオ誌付録のCDを持っていない方におすすめなのは、YouTubeにアップされているÍmpetus Madrid Baroque Ensembleによるパッヘルベルのカノン(https://www.youtube.com/watch?v=PfxrNblTr4o&list=PLLy4CqWabe5DPI_7Sz9KDxZypiZc1lpVJ)です。
狭い空間でのライブ録音なので、反射音なども多いこともあるのですが、天井の高さ、空間の広さ(狭さ)がわかるような録音になっています。
バイオリン2、ビオラ1、チェロ1、ダブルベース1、ハープシコード1のアンサンブルで、ハープシコードを中心に弦楽器が囲みます。
録音しているマイクはハープシコードの上方・後方あたりに見えます。
YouTubeにアップされている動画ですが、音場感の素晴らしい動画ではないでしょうか。そして何より、OMF800Pの素晴らしさを引き出していると思います。
順次、手持ちのCDなどを中心に、OMF800Pの紹介をしていきます。
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