2019年5月26日日曜日

OMF800Pの限界に挑む その2

グスタフ・マーラー
交響曲第2番「復活」
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
ソプラノ:キリ・テ・カナワ 
メゾソプラノ:マリリン・ホーン 
合唱:タングルウッド祝祭合唱団
フィリップス 420 824-2
録音:1986年12月13~15日 ボストン、シンフォニー・ホール



 はたして、Fostex OMF800Pで、どこまでフルオーケストラを再現できるのか・・・
 重厚長大なマーラーの交響曲第2番「復活」(フィリップス オザワ盤)を聞いてみました。
 結論を先に言いますと、強奏部分ではそれなりに雰囲気は出てきます。スケール感もありますし、OMF800Pの特徴である定位の良さがあるので、ホールの雰囲気のようなものも再現できます。
 逆に、音が小さい部分で、特に低音楽器が主になるところは、よく聞こえません(歳のせいもあるかも)。
 ソースを選べば、OMF800Pはその能力を発揮し、ソースの良さを引き出すことができるのではないでしょうか。でもすべてのソースが再現できるとは限らないということもあります。

結論のまとめ
・ダイナミックレンジがあまり広くないソースは問題なく再生できる
・小音量の低音は苦手
・大編成のオーケストラといえども、OMF800Pの定位は優秀

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