音展2023に行ってきました。
6月24日(土)の元ダイヤトーン設計者の佐伯多門氏のセッションはよかった!
佐伯氏は誠文堂新光社から「スピーカー技術の100年」というシリーズを刊行中とのことで、スピーカーの歴史などを話されました。
放送用モニターとして利用された2S-305の開発話など、貴重なお話が聞けました。
ご自身は現在、ダイヤトーンのDS-V9000を元に、ネットワークなどを新たに作られたものを使っているそうです。
開発された2S-305は当初はNHKのモニター用ということもあり、さまざまな音が再生できなければならなかったということで、会場では和楽器の再生、CD時代になりレコードにくらべて低音域のダイナミックレンジが広がったことで、低音の多い音源での再生が行われました。
スマートホンのスペアナでF特を測定してみました。
使っているスピーカーはJBLのS9900で、アンプ、CDプレーヤーはアキュフェーズです。
まず、テラークの1812年(カンゼル)で大砲がなり始めてエンディングまでです。
大砲は23発入っているようです。
そして、高橋美智子のコントラバスマリンバ。
30ヘルツの音が出ている楽器です。
スペアナでは32ヘルツぐらいに低音のピークがあります。
そして、日本オーディオ協会のテストCD(Impact CD-2)に入っている3メートルの大太鼓。
S9900でも再生しきれないとのことでした。
和楽器の再生テストでは、20kHzを超えて高音域にピークがあるようです。
この音は、拍子木的な木の棒を打ち鳴らすもの(正式な名称は不明)が超高音を発しています。
#音展2023
#テラーク
#スペアナ
0 件のコメント:
コメントを投稿