2021年5月30日日曜日

オンキヨーのAV事業がシャープとVOXXの合弁会社に譲渡

 オンキヨーとパイオニアのAV事業を行ってきたオンキヨーホームエンタテインメントがAV事業のすべてをシャープとVOXXの合弁会社に事業譲渡することを決めました。日本のオーディオ系会社の衰退はどこまで進むのか心配でなりません。
 多数の人は配信音楽などをイヤホンで聴くスタイルが中心でしょうから、市場の拡大の望みは希薄でしょう。

 わが家にも、ヤフーオークションで購入したオンキヨーのアンプ「a-905x」があります。
 DENONの古いCDプレーヤー(DCD-1500)と小型スピーカーをつなぎ、小音量で楽しんでいます。
 a-905xに特段の不満はありません。でも、どの程度の実力があるのかも分っていません。



 プリメインアンプは5台ありますが、壊れたら新品は高いので、結果的に中古品を探すことになるでしょう。
 オーディオメーカーに存続してもらいたい気持ちは山々ですが、一般庶民がオーディオとして楽しむには高額化しすぎてしまいました。


2021年2月25日木曜日

「オーディオ超絶音源探検隊」は超お買い得

 会社帰りにぶらっと寄った書店。
オーディオ関係の雑誌売り場で目についた1冊。
「オーディオ超絶音源探検隊」。
つい、手に取ってみてしまった。

ステレオ誌で炭山アキラ氏と高橋素行氏が連載中の「変態ソフト選手権」の50回分を単に1冊にしたものと思いきや、鳥形スピーカーの制作記事やオーディオサンプラーもついているではないか。
ステレオ誌も毎号、購入しているわけではないし、このコーナーで紹介されるような音源やCDは、このように紹介されなければ、ほぼ、購入対象外なので参考になる。

2,200円税込み。
購入するかどうか、微妙に迷う金額だ。
「しかし、この手の雑誌は、一度買い逃すと手に入れにくい」との思いから購入してしまった。
間違いなく、購入して良かった!



サンプラーで紹介されている音源をざっと聞いたところ、それぞれ「変態」でも何でもなく、録音が素晴らしい。
これだけでも2,200円を支払った価値がある。
たぶん、一度聞いて終わりではなく、今後、ことあるごとに、いろいろなスピーカーをつなぎ直して聞き比べることは間違いない。

2019年度のオーディオフェア(音展)で炭山氏のセッションに参加させていただいた。
そこではじめて「ハシビロコウ」を聞いた。
人が「密」になっているところで、割と前の方で聞いたため、本来の良さを体験できなかったのかもしれないが、スピーカーとしての潜在能力の一端は感じることができたように感じる。
そのセッションでも紹介され、付録のサンプラーにも収録されている富士総合火力演習(総火演)の音源がある。
これは貴重である。
あれだけのDレンジのある音をどのように収録したのかが気になる。

実際に総火演にいったことがあるが、戦車の大砲の音は衝撃波となって体を襲ってくる。
音というよりもまさに衝撃だ。
このため、オーディオによる再生はできても、再現は不可能だと思われる。
オーディオフェアのセッションで「ハシビロコウ」は、雰囲気は再現できていたと思う。

「オーディオ超絶音源探検隊」は超ハイCP。

オーディオのハードが好きな人、ソフトが好きな人のどちらの人も楽しめる1冊だ。

2021年1月4日月曜日

NHKのニューイヤーオペラコンサート2021

 2021年1月3日にNHKで放送されたニューイヤーオペラコンサートですが、参加者や選曲は素晴らしかった。
しかし、地デジの宿命なのか画像解像度は1.4K(1440×1080)、音声はFM並(15Kzでカットオフ)は残念としかいいようがありません。
たとえBSで放送があったとしても、4k放送が始まってからは従来の2k(1920×1080)放送も1.4kとなってしまっていて、画像は地デジもBSも変わらなくなってしまいました。
もともと音声データのサンプリング周波数は地デジもBSも15kzか16kzでカットオフされていたので誰も期待はしていないと思いますけど。
デジタル放送の音声は、何のためにサンプリング周波数を48kzにしているのか、全く意味が分りません。
技術的なことは分りませんが、音声のサンプリングを32kz、画像解像度は2kなどとデータ量を変更できないものなんでしょうか。
(画像は、いちばんはじめの第9の出だしから終わりまでの2分20秒のf特です)


2020年12月14日月曜日

日本オーディオ協会のホームページで音展2020コンテンツ

 新型コロナウイルス感染症の影響で音展2020が中止になってしまいましたが、日本オーディオ協会のホームページ(https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/)に素晴らしいコンテンツ「音展2020 online」が公開されていました(遅ればせながら)。

 個人的によかったのは、「付録エンクロージャー・キットを作る 生形三郎 製作レポート」と山之内正氏の「スピーカーシステム10モデル一斉試聴」はソースにバッハの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」を使い、生形三郎氏がマーク・オーディオのOM-MF4とエンクロージャーキットを、山之内正氏がブックシェルフ型、フロア型のスピーカー10機種の試聴です。
 YouTube経由とはいえ、それぞれの良さ、違いなどが分ります。

 当然ですが、ほかのコンテンツも注目です。ちなみにこのほかにホームページで公開されているのは、
 ・スピーカーの巨人マーク・フェンロン「付録ユニットOM-MF4を語る」
 ・ONTOMO Shop「Tozzi One Kit」の製作
 ・stereo10月号発表 FE103A使用バスレフ型「New - Vintage103」の紹介
 ・クラフトの達人、石田善之 「自作スピーカーを語る」
 ・岩浪美和のホームシアターやろうぜ!!
 ・音のサロン スピーカー編(ラックスマン/クリプトン/フォステクス)
 ・音のサロン アンプ編(ヤマハ/ラックスマン/スペック/トライオード)
 ・音のサロン CDプレーヤー編(トライオード/ラックスマン/マランツ)


 最近は毎年、音展に足を運んでいたのですが、遠方の人、土日は仕事、はたまた急用で行けない人など、なかなか足を運べない人に対して、今後も同様のコンテンツを紹介していただければありがたいのではないでしょうか。
 

2020年10月20日火曜日

「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」の総合編集をされた平尾耿介氏がお亡くなりになりました(合掌)

  JAZZのCD「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」の演奏メンバー、選曲など総合編集を担当した平尾耿介氏が2020年10月、お亡くなりなられたと聞いた。生前、大変にお世話になった。数年前から闘病されていたことは知っていたが、エネルギッシュに活動されていただけに本当に残念である。
 オーディオに興味を持ち、さまざまな音楽や音を聴いていた私だが、JAZZのCDやレコードは1枚も持っていなかった。しかし、平尾氏にお会いしたとき、「NABESHIMA MEETS HIS FRIENDS」をいただいた。
 正直、JAZZの良さのようなものは未だによく分らない。しかし、このCDの音楽性の高さは感じることができる。
 自分にとって、これまでも、これからも未来永劫、このCDを上回るJAZZはないであろう。平尾氏が遺してくれた最高のCDである。


平尾氏のご冥福をお祈りします。

2020年9月22日火曜日

テレビの音楽番組の音声はいかに

  テレビ音声は、BSアナログ放送ではBモードステレオとしてCD並の音声が売りでした。このため、BSデジタル放送の音声は、きっとBSアナログ放送の音声を超えるものと期待していたのですが、テレビの音声をステレオで聞いてみたところ、全く期待はずれの音でした。テレビ局や番組にもよるのですが、低音は50Hz以下はまったくスカスカで、高音は詰まって聞こえます。
 4k、8kは受信設備がないのでわかりませんが、圧縮音声(AAC)からロスレス圧縮(ALS)へ移行することで改善していただければ、導入のメリットがあると思います。

 BS日テレで読売日本交響楽団がモーツァルトの交響曲第41番を放送していたので、第4楽章の冒頭5分ぐらいのf特(ピークホールド)で見てみたところ、15kHz以上(16kHz?)がカットされているようです。
 テレビのスピーカーではカットされていてもいなくても判別不能かと思いますが、ステレオへの接続では高音にあわせて、低音部分もかなり絞ったような音になっています。


 ちなみに、クーベリックの第41番のCDを持っていたので、同様にf特を見てみると、当然ですが、20kHzまでは伸びています。




 また、テレビの音楽番組では誰もが知っているテレ朝系の「題名のない音楽会」について、第41番ではありませんがf特を見てみました。こちらは高音域が18kHzぐらいまで伸びています。


 NHK総合で、コロナの影響にあわせてつくった「みんなで星影のエール」という5分ぐらいの歌番組のf特は、20kHzぐらいまで伸び、全体的にかなりフラットなf特でした。

 

 放送局によって、カットオフ周波数が違うようです。NHKが20kHzまで出せていますから、他局でも20kHzは問題なく出せるんじゃないかと思いますが・・・。

2020年7月24日金曜日

ステレオ誌2020年8月号 工作特集 あっぱれ!

夏の工作特集号になるステレオ誌8月号。
コロナ禍のなかで、盛りだくさんの内容のものをよくつくってくれました。あっぱれ!です。



特集のはじめにあるQ&Aは、内容についてはコメントは差し控えますが、これまでこのようなものの掲載は記憶はないです。
コロナ禍における編集から出てきた企画なのでしょうか。

時間と手間、人手がかかる作例はわずかしかなく寂しいのですが、現状ではしょうがないのでしょうね。
炭山さんの「変態ソフト」のコーナーに書かれていましたが、CDが1枚も売れていないメーカーがあるとのことです。
コロナ禍が終息したら、以前のようになることを期待しています。

しかしながら、最近は自作を楽しむ人はどのくらいいるのでしょうか?
スマートフォンがほぼ全国民に普及し、音楽を聴くのも、写真を撮るのも、すべてスマホで完結してしまっています。

重厚長大なステレオは、ヘッドホンステレオの普及とともに極めてニッチな商品になってしまっています。
そして、一眼レフなどの高級カメラは、オリンパスがカメラ事業のファンドへの売り渡しをするということで影響が出ています。
同時に、カメラマン、アサヒカメラなどの雑誌も休刊に追い込まれてしまいました。
カメラは日本のお家芸の1つだったのですが、海外への技術流出があれば、カメラ系だけでなく、光学分野すべてに影響が出てしまいそうで心配です。

明るい話題は少ないのですが、夏の工作特集は「こういうものをつくってみたい」など、思いを巡らせるだけでも楽しいです。
巻頭カラーページでミニチュアパラゴンの紹介がありましたが、作り方の紹介なども是非、お願いします。