2023年6月25日日曜日

音展2023でテラークの1812年

音展2023に行ってきました。

6月24日(土)の元ダイヤトーン設計者の佐伯多門氏のセッションはよかった!

佐伯氏は誠文堂新光社から「スピーカー技術の100年」というシリーズを刊行中とのことで、スピーカーの歴史などを話されました。

放送用モニターとして利用された2S-305の開発話など、貴重なお話が聞けました。

ご自身は現在、ダイヤトーンのDS-V9000を元に、ネットワークなどを新たに作られたものを使っているそうです。

開発された2S-305は当初はNHKのモニター用ということもあり、さまざまな音が再生できなければならなかったということで、会場では和楽器の再生、CD時代になりレコードにくらべて低音域のダイナミックレンジが広がったことで、低音の多い音源での再生が行われました。

スマートホンのスペアナでF特を測定してみました。

使っているスピーカーはJBLのS9900で、アンプ、CDプレーヤーはアキュフェーズです。

まず、テラークの1812年(カンゼル)で大砲がなり始めてエンディングまでです。

大砲は23発入っているようです。

そして、高橋美智子のコントラバスマリンバ。

30ヘルツの音が出ている楽器です。

スペアナでは32ヘルツぐらいに低音のピークがあります。

そして、日本オーディオ協会のテストCD(Impact CD-2)に入っている3メートルの大太鼓。

S9900でも再生しきれないとのことでした。

和楽器の再生テストでは、20kHzを超えて高音域にピークがあるようです。

この音は、拍子木的な木の棒を打ち鳴らすもの(正式な名称は不明)が超高音を発しています。

#音展2023

#テラーク

#スペアナ

2023年6月20日火曜日

スピーカーのF特比較 工藤あやの「大阪花吹雪」編

  工藤あやのちゃんの6枚目のシングルCD「大阪花吹雪」で、パイオニアST-55T+スーパーウーファー、マークオーディオのOM-MF519+約3リットルバスレフ、OMF800P+ST20+約7リットルダブルバスレフ・バーチカルツインの3本について、スマホアプリでF特を測定してみました。

 


 

 「大阪花吹雪」は、ロック演歌調で、出だしからエレキギターが炸裂するのりのいい一曲です。ライブでかけ声が入れば、会場は一気に盛り上がります。

まず、パイオニアST-55+SW

そして、MF519


最後にOMF800P


3スピーカーの中でバランスがいいのはST-55+SWで低音から高音まで再生しています。

MF519は90~100Hzから下が急降下ですが、聴感上は特段過不足ありません。

OMF800PはMF519十は逆に高音が部分が急低下していますが、ボーカル部分は十分な音圧なので、高音が不足するという感じはありません。

どのようなスピーカーで聴いても、不満に感じないような音作りなのかもしれません。

「大阪花吹雪」が発売されたのが2019年11月。ダイヤモンドプリンセス号の新型コロナパニックが起こったのが2020年1月。こういった時期に発売されたにもかかわらず、セールス的には健闘したんじゃないかと思います。

#工藤あやの

#大阪花吹雪


2023年6月8日木曜日

スピーカーのF特比較 「工藤あやの 手紙」編

 工藤あやのちゃんのCD「洗い髪」に引き続き、「白糸恋情話」の2曲目、「手紙」を、パイオニアST-55T+スーパーウーファー、マークオーディオのOM-MF519+約3リットルバスレフ、OMF800P+ST20+約7リットルダブルバスレフ・バーチカルツインの3本について、スマホアプリでF特を測定してみました。


「手紙」はバラード調の歌謡曲で、ファンのみならず、ファン以外の方々にも好評のようです。

ファーストアルバムには入っていないので、セカンドアルバムには入れてもいいんじゃないかと思える一曲です。

では、パイオニアST-55+SW

 続いてMF519


 


  そしてOMF800P



繰り返しますが、工藤あやのちゃんのCDは、歌唱、詩、曲を味わうものであり、F特を測定しても面白くも何もありません。

とにかく、工藤あやのちゃんにはますます活躍してほしいというのが前回に続いての結論です。

#工藤あやの
#洗ひ髪

#白糸恋情話

 

2023年6月6日火曜日

スピーカーのF特比較 「工藤あやの 洗ひ髪」編

 工藤あやのちゃんのCD「洗い髪」で、パイオニアST-55T+スーパーウーファー、マークオーディオのOM-MF519+約3リットルバスレフ、OMF800P+ST20+約7リットルダブルバスレフ・バーチカルツインの3本について、スマホアプリでF特を測定してみました。


 シングルCDとしては8枚目になり、オリコンチャートでも8位となり、「8」に縁のある一曲になっています。

デビューから「10年目の勝負曲」との触れ込みですが、それにふさわしい仕上がりのように思います。

まず、ST-55+SW

 


 続いてMF519


 そしてOMF800P


高音部分はどれも大きな違いはありません。

低音部分は、ST-55はSWもあるため30Hzぐらいまで伸びています。

MF-519は100Hz以下が急降下、OMF800Pはだら下がりの特性です。

 

本来、「洗ひ髪」のようなCDは詩や曲、歌唱を堪能するもので、F特を測定して云々するようなものではありません。ただ、測定してみてわかったことは、 結果に明確な違いは出るものの、どのようなスピーカーでも、同じような印象で聞けることです。

そして、工藤あやのちゃんにはますます活躍してほしいというのが結論でしょうか。

#工藤あやの

#洗ひ髪