2019年6月30日日曜日

ototen2019(音展)でFostex OMF800Pをゲット

東京国際フォーラムで行われていましたototen2019(音展)に行ってきました。
そして、Fostex OMF800Pを購入しました。
実際に鳴らすのはいつになるかいまのところ未定です。
会場で売っていたスピーカーの中では一番高かったのですが、それなりの価値がある商品だと思います。







そして、恒例のスタンプラリーでは、D賞が当たりました。賞品はヘッドホン(Dynamic Motion DM100)を選びました。
これまで、参加賞しか当たったことがなかったので、すごくうれしいです。
D賞はスピーカーとヘッドホンのどちらかが選べたのですが、どちらもあまり知識のない賞品であり、しかもスピーカーはとりあえずあるので、ヘッドホンにしました。
家に帰って開封、ウォークマンにつないで試聴したところ、わが家にあるヘッドホンのなかではいちばんクリアに聞こえます。
携帯ケースも付属していました。ヘッドホンを選んでよかったです。
ototen2019にいった価値が一気に高まりました。


ototen2019では、炭山アキラ氏と生形三郎氏の「オーディオ専門誌セミナー 高音質録音、変態録音を各種フォーマットでの聴き比べ」に行ってきました。
両氏の選定したマニアックソフトを聞くというものです。
昨年も同様のセミナーに出かけました。昨年使ったスピーカーは炭山氏の鳥形スピーカー「ハシビロコウ」、そして、今年はJBLのDD67000エベレストでした。
去年はスピーカーにかなり近いところに座ってしまったので、今年は後ろ気味で、両スピーカーのセンターに座りました。
いちばんよかったのは、生形三郎氏による小千谷の花火だった思います。花火の高さが出ていた見事な録音だと思いました。

そして、気になったのは来場者の高年齢化でしょうか?
若い人にももっと来てもらわなければ、オーディオの未来は暗いです。
実際、音楽を聴くだけであれば、スマホでも十分ですが、ヘッドホンではないオーディオで聴く良さを知ってもらわなければなりません。
現在スマホなどで音楽を聴いている人の中にも、コンポーネント型のオーディオで聴きたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、現在の機器は高額化が進んでいて、機器購入に踏み切れる人は少ないと思います。
このため、まずは普及品、低価格品の充実が必要です。スマホを買うぐらいの金額以下で、プレーヤー、アンプ、スピーカーがそろえられるぐらいになるといいと思います。

地方ではすでに人口減少と高齢化が急激に進んでいますから、若い人がオーディオに興味を持てなければ、今後、一般向けコンポーネント型のオーディオ市場は消滅する可能性も少なくはないと思います。

2019年6月24日月曜日

ステレオ誌2019年6月付録 究極のオーディオチェックCD2019を聞く

(下記はあくまでも個人的な感想です。聞く人、器材等によって印象が変わる可能性が大いにあることをご了承ください)

 これが“究極”のオーディオチェックCDといえるものなのでしょうか? 正直いって不満な内容でした。
 普段ジャズを聴かないため、もしかするとこれが“究極”なのかもしれませんが、自分にとって、今回のステレオ誌付録CDは、満足できませんでした。
 音の解像度は極めて高いものの、全体として奥行きがなく、モノラル音源が左右に振り分けられているだけのような印象です。
 一般的にジャズの録音とはこのようなものなのでしょうか? 今後、ほかのジャズのCDも聞いてみたいと思います。

 今回のオーディオチェックCDの勝手な推測です。
 出版不況のなか、ステレオ誌の売り上げも伸びずに予算が十分に確保できなかった。このため、スタジオ使用料と演奏者のギャラに予算が圧迫され、よってこようなものしかできなかった、のではないでしょうか?

 ステレオ本誌26ページに録音を担当した生形三郎氏による録音のねらいが書かれています。
 ①バンド演奏の高い一体感での収録
 ②演奏本来の持ち味や音のクオリティの最大化
 ③豊かな音楽性を持った音質の実現
 とあります。

 確かに、このCDを聞くとねらい通りの結果になっているような気もします。
 バンドとしての一体感はあるし、音のクオリティも高いと思います。音楽性を持った音質とはどのようなことかわかりませんが、細部にわたって明瞭度、解像感が高い音です。しかし、ジャズバンド全体としては音場感・立体感が今ひとつのような感じです。

 「音楽CD」としては“究極”なのかもしれませんが、オーディオチェックCDとしては不満が残る内容です。
 “オーディオチェックCD”なので、演奏内容についてはノーチェックです。ギター演奏者の増尾好秋氏についても、全く知りませんでした。ジャズを聞かないので演奏がいいのか悪いのかもわかりません。
 でもジャズ好きな方は、「音楽CD」として購入すれば、1,400円ですからお買い得かもしれません。

 ステレオ誌のこれまでのオーディオチェックCDでは2013年盤がいちばん好きです。
 来年度のオーディオチェックCDに期待したいです。

 不満ついでにいえば、2018年8月号の工作特集も極めて不満でした。来月発売の2019年8月号の工作特集に期待するしかありません。 (写真は、主に工作特集のステレオ誌)

2019年6月19日水曜日

stereo誌 2019年7月号を買ってきました

究極のオーディオチェックCD2019が特集のstereo誌2019年7月号を買ってきました。
特集のタイトルどおり、オーディオチェックCDが付録としてついています。


stereo誌の付録になっていたオーディオチェックCDは、2013年盤、2014年盤、2015年盤、2016年盤、2017年盤が手元にあります(2018年盤はありません)。

それぞれ、よかったもの、残念だったものがあります。
よかった代表は2013年盤のSLの生録です。Fostex OMF800Pの音場感の良さ、立体音場を体験させてくれる素晴らしい録音だと思います。SLの重量感のようなものの再現は難しいかもしれませんが、雰囲気は十分に伝わってきます。

2019年盤は買っただけで、まだ、聞いていません。
ジャズがメーンになっています。いちばん苦手なジャンルです。
あくまでもオーディオチェックCDですから、ジャズであろうと、なんであろうといいんですけど、楽器のリアルさ、音場感・立体感、空気感などが再現できればいいですね。

 しかし・・・。本紙をパラパラとめくると、ビクタースタジオでの録音では、なんとマイクを9本も使って録音しています。ギターには1本ですが、ピアノには4本も立てています???。
 ジャズの録音はこのようにしてするのが一般的なのでしょうか?
 一般的なステレオは2chなので、各マイクからの音を2chに振り分けるようにするんでしょうね。
 実際にCDを聞いていないのでなんともいえませんが、9chの録音が2chになってどのようになるのか興味があるところです。

 一度だけですが、人に誘われてジャズバーで生演奏を聴いたことがありますが、それに近いとうれしいです。