オーディオメーカーの老舗の1つ、オンキヨーが2月8日、事業停止を発表しました。悲しい。
学生時代、就職し立てのころ、オーディオバブルの真っ最中でした。
オンキヨーはD-77シリーズ、モニターシリーズ、セプターシリーズなどのスピーカーで、ダイヤトーンと競っていました。
スピーカー各社の598シリーズの値上げとともにオーディオバブルは吹き飛びました。
家電メーカー系はオーディオから撤退、専業メーカーは多角化や再編へと動きましたが、うまくいったところは皆無に近いのではないでしょうか。
そして現在、音楽は配信になり、オーディオ機器はスマホに変わってしまいました。
CDやレコードはニッチ商品です。
アンプ、プレーヤー、スピーカーは必要なく、イヤホン・ヘッドホンが主流です。
実際、アンプ、プレーヤー、スピーカーは高級品・高額品が多数です。
いずれ、家庭用のアンプ、プレーヤー、スピーカーは、簡素なもの以外、消滅するような気がします。
現在流通しているオーディオ製品は、十年以上も前につくられた中古品が主流のような気がします。
新製品はどれほど売れるのでしょうか?
わが家に、オーディオアンプは4台ありますが、新品で購入したのは、数十年前のケンウッドとNECのアンプの2台だけ。
オンキヨーのアンプが1台ありますが、ヤフーオークションで購入したもの(写真)、ソニーのアンプはハードオフでの購入です。
このように状況を鑑みると、家庭からオーディオの火が消えるのは時間の問題のような気がします。
(消えないでほしいけど)
2022年2月13日日曜日
家庭からオーディオの火が消える日
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