2019年11月17日日曜日

ステレオ誌1986年2月号 カセットテープ特集

ステレオ誌の2019年11月号にカセットテープ特集があったので、手元のステレオ誌をみていたところ、1986年2月号と1992年12月号でカセットテープ特集がありました(たぶん、毎年掲載があったのではないかと思いますが、手元にはこの2冊しかありませんでした)。

2019年11月号では、マクセルの製品が付録になっていたので、1986年2月号のマクセルの製品をみてみると、UR、UD1、XL1、XL1-S、UD2、XL2、XL2-S、MXの掲載がありました。
全体的にノーマルタイプがテープの中心のような感じです。
(わが家にあったUD1とUR)



1992年12月号のマクセルの製品は、UR、UD1、UD2、Metal-UD、XL1-S、XL2-S、Metal-XS、Metal-Vertexの掲載がありました。
ハイポジションテープは、メタルテープへと移行している感じです。

1986年2月号では、メタルテープについては、「メタル臭さがなくなってきている」ような書き方ですので、ようやくメタルテープが普及しはじめたという時期だったのでしょうか。
1992年12月号では「高性能テープ=メタルテープ」との地位が確立しています。

しかしその後は、DAT、MD、ハードディスク、メモリーなどと移行してしまい、カセットテープが衰退してしまいました。



(写真は1986年2月号のカセットテープ特集)

2019年11月9日土曜日

ステレオ誌2019年11月号 カセットテープ付き

 ステレオ誌2019年11月号の特集は「不滅のカセットテープリバイバル」。
 購入する予定はなかったのですが、付録のカセットテープ(マクセルUD60)につられて、買ってしまいました。




そして、わが家にあったカセットデッキ2台を引っ張り出してきました。
 何十年ぶりかに電源を入れてみましたが、無事、電源は入りました。



 1台目はソニーのTC-FX66。35年ぐらい前に購入したものです。
 録音レベルのボリュームを動かしてみると、動きがやけに硬い。固着してしまったのかも。
 気を取り直して、録音済みのカセットテープを投入。
 再生ボタンを押す。
 モーターは回っているようだが、全く音はせず。
 当然、レベルメーターも全く振れず。
 巻き戻し、早送りは問題なさそうだったのですが、結果的に再生は不可。

 2台目は、A&DのGX-R3500。こちらも30年ぐらい前に秋葉原で購入したもの。
 このしばらく前に、FM横浜、FMサウンド千葉、FM埼玉、J-WAVEなど、FM局が次々と開局していて、録音のためにリバースデッキがほしくなって購入したものです。
 こちらにもカセットテープを投入。
 再生ボタンを押す。
 再生は全くせず、録再ヘッドが回転するリーバス音のみ、むなしく響く。
 早送り、巻き戻しは問題ないが、再生は不可。

 結局、カセットテープを録音する機材は、すべて稼働不可になってしまった。