OMF800Pを大きめのエンクロージュアに入れると、
①中低音の解像度の低下
②ラッパのような音がする
と、デメリットもありました。
①の中低音の解像度の低下は、エンクロージュアに、見た目は悪いですが、補強桟を貼り付けました。
これで、多少の効果はあったような感じです。
②のラッパのような音は、エンクロージュアが大きめであり、その分、低音が補強されたため、高音の相対的に減衰したのが原因かもしれません。
このため、ステレオ誌の付録だったトゥイーターのST20をエンクロージュアの上に取り付けました。
もともと、フルレンジ1発でいくつもりだったので、OMF800PとST20の間(センター間)は160mmもあいてしまいました。
定位や音場感が悪くなるのではと心配しましたが、大きな変化はありませんでした。
音は全体的に明るめになりましたが、ラッパのような音は感じていません。
当面、9リットル弱のバスレフエンクロージュアにST20を載せたもので、ほぼ完成です。
いろいろ試した結果、フルレンジ1発でいくのであれば、OMF800Pの10~12cm版があれば面白いような気がしています。